栄養バランスのいいキャットフードを選ぶ
猫には、必要なたんぱく質、炭水化物、ミネラル、ビタミンなどがバランスよく含まれたキャットフードを与えるのが安心です。
キャットフードは手軽で、保存も利きます。キャットフードにはドライ、セミモイスト、ウエット(缶詰)の3種類があります。「総合栄養食」という表示があるものならば、それと水だけを与えておけば栄養的には十分です。
いつからどんなものを与える?
生後4週目くらいまでは基本的に母乳だけでOK。生後5週目くらいになったら、ゆでてすりつぶした肉や白身魚、パンなどを牛乳でふやかし、4時間置きくらいに与えます。離乳用のキャットフードもあります。
生後2カ月齢以降は消化の良い高カロリーの食事を1日3~4回あげましょう。幼猫用のキャットフードもあります。5カ月齢になったら食事の回数は1日2~3回、1歳になったら1日1~2回にするのが一般的。
妊娠・授乳中の母猫には1.5~2倍の量の食事を3~4回にわけて与えるとよいでしょう。8歳以上の老猫には硬いもの、消化の良くないものは避けて。いずれの場合も、きれいな水をたっぷり添えて与えるのを忘れずに。
偏食猫にしないように気をつける
食事の時間と場所はできるだけ一定にしましょう。猫は食いだめができるので、好物が出てくるまで1日くらい食事を抜くのは平気。根負けして好きなものだけを与えると偏食をするようになるので要注意です。
同じく栄養面から、人間の食事は与えるのもNG。胃にたまった毛玉を吐かせるため、室内飼いの猫には専用の草を与えるといいでしょう。