注意すべき症状
■元気・食欲がない
元気がない小鳥は止まり木にじっと留まったままでいたり、羽をふくらませていたりします。いつもと様子が違うのに気づいたら、早めに動物病院へ行きましょう。
また、小鳥は体力がないため、エサを食べないでいると体力がどんどん落ちていきます。エサの減り方には常に気を配りましょう。
■下痢をしている
下痢をしている小鳥は肛門の周りが糞で汚れています。エサや水が原因で起こる他、細菌性の場合もあります。
■羽や足の形が普段と違う
羽をだらりと下げていたり、足をつかないなど、姿勢が普段と違う時は脱臼・骨折の可能性があります。
■その他、普段見せない症状を見せている
小鳥は身体に異常が起こっても、症状にはなかなか見せにくいものです。常に様子に気を配り、おかしいなと思ったらすぐに動物病院に連れて行きましょう。
動物病院へ行く時の注意
動物病院に連れて行くときには、いつも暮らしているケージに入れたまま連れて行きましょう。エサの種類や糞の状態は診断の手助けになります。
夜間などですぐに連れて行けないという場合、まずは暖めてあげてください。白熱電球やペットヒーター、冬ならコタツに入れるのも良い方法です。ただし、コタツの場合、ケージの半分だけを入れるなどして、暑すぎた場合の逃げ場所を作っておきましょう。