介助犬(かいじょけん)

介助犬とは身体に障害のある人を介助する犬のことで、盲導犬聴導犬に似ていますが、仕事の内容はより高度になります。身体障害者の生活のパートナーとして、主人が欲しいものを手元まで運んだり、主人が出かけるときにはドアを開けたりします。

専用の訓練所で訓練士から訓練を受け、介助犬としての仕事を覚えます。先進諸国に比べ介助犬の普及は遅れており、介助犬として活動している犬は、現在の日本では10数頭しかいません。

介助犬を普及させるために、日本介助犬トレーニングセンターや全国介助犬協会などがボランティアで介助犬の育成を行っています。